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リボン関連

Office Ribbon Editorの紹介

※ 2011/08/13現在、公式サイトからOffice Ribbon Editorがダウンロードできなくなっているようです。詳しくはOffice Ribbon Editorがダウンロード出来ない?をご覧ください。

※ 2011/10/26追記:作者さんからメッセージをいただき、新しいサイト「LeafCreations」で新しいバージョンのOffice Ribbon Editorを公開されていることを知りました。詳しくは続・Office Ribbon Editorがダウンロード出来ない?をご覧ください。

当サイトでも紹介していますが(Custom UI Editor Toolの使用方法Office 2010対応Custom UI Editor Tool のインストール・使用方法)、リボンをカスタマイズするのに役立つツールの一つとして「Custom UI Editor Tool」があります。

このソフトはZip解凍・圧縮、.relsファイルの編集をすることなくリボンのカスタマイズができ、非常に便利な反面日本語に非対応といった弱点もあります。

今回はCustom UI Editor Toolよりも多機能で、かつ日本語入力にも対応したリボンのカスタマイズ用エディタ「Office Ribbon Editor」を紹介します。

Office Ribbon EditorBrazucanetが公開している無償のツールで、Custom UI Editor Toolの機能を拡張したものです。2011年2月現在公開されているのは、Office 2007に対応したVersion 2.2.9と、Office 2010まで対応したVersion 3.0.0 Beta1で、下記スクリーンショットはVersion 2.2.9のものです。

 







・File > New > Excel Spreadsheet

・コールバック関数の作成

・作成したコールバック関数の出力

・コードの構文チェック

・イメージの挿入


・印刷プレビュー

・コードのコメント化


・コードの非コメント化

・日本語入力

・日本語を入力すると重なって入力されるので、不要な部分を削除。


・オートインデント


・機能比較

  Custom UI Editor Tool Office Ribbon Editor
有償・無償 無償 無償
日本語入力対応 ×
コールバック関数の作成
作成したコールバック関数の出力 ×
イメージの読込み
Officeファイルの作成 ×
Office 2010対応 △ (※1)
コードのコメント・非コメント化 ×
コードのエラーチェック
インテリセンス(コード補完) × ×
オートインデント ×

※1:Version 3以降で対応。2011年2月現在ベータ版。

実際に使用した感想としては、Office Ribbon Editorの方がCustom UI Editor Toolよりも使いやすく便利でした。
インテリセンス機能は無いものの、オートインデントやコメントブロック機能、そして何より日本語が入力できる点で、Custom UI Editor Toolよりも勝っているといえるでしょう。
さらに現在Beta版のVersion 3では、リボン要素の挿入(コード入力補助)機能も追加されるようですので、今後もさらなる発展が期待できるツールだと思います。