Office関連

ConvertToTextメソッドを使ってテーブルを二次元配列に変換するWordマクロ

WordのTableオブジェクトには、テーブルを解除して文字列に変換する「ConvertToText」メソッドがあるので、これを使って下図のようなテーブルを二次元配列に変換するマクロを考えてみました。

Word_TableToArray_01

Option Explicit

Public Sub Sample()
  Dim v As Variant
  
  v = TableToArray(ActiveDocument.Tables(1))
  Stop
End Sub

Private Function TableToArray(ByVal tbl As Word.Table) As Variant
'Wordのテーブルを二次元配列に変換する
  Dim r As Word.Range
  Dim v As Variant
  Dim vv As Variant
  Dim i As Long, j As Long
  
  ActiveDocument.UndoClear
  'ゼロ幅のノーブレークスペース(U+FEFF)を区切り文字にしてテーブルから文字列に変換
  Set r = tbl.ConvertToText(Separator:=ChrW(&HFEFF&))
  r.SetRange r.Start, r.End - 1 '不要な改行除外
  v = Split(r.Text, ChrW(&HD)) '改行で分割
  ReDim vv(UBound(v))
  j = LBound(vv)
  For i = LBound(v) To UBound(v)
    'ゼロ幅のノーブレークスペース(U+FEFF)で分割
    vv(j) = Split(v(i), ChrW(&HFEFF&))
    j = j + 1
  Next
  ActiveDocument.Undo 'テーブル変換を元に戻す
  TableToArray = vv
End Function
  1. ゼロ幅のノーブレークスペース(U+FEFF)を区切り文字にしてテーブルを文字列に変換する。
  2. 改行文字でSplitする。
  3. ゼロ幅のノーブレークスペース(U+FEFF)でさらにSplitして、Variant型の変数に格納する。

というような処理を行っていて、ローカルウィンドウで変数を確認してみると、一応上手く動作しているようです。

Word_TableToArray_02

セル中にゼロ幅のノーブレークスペースが含まれていたら意図通り動作しませんが、この文字が普通のWord文書中に出てくることはほぼ無いので、大丈夫だろうと思います。

[Word VBA]引数の型がVariantになっているのはなぜ?前のページ

Wikipediaの検索予測キーワードの一覧を取得するVBAマクロ次のページ

関連記事

  1. Office アドイン

    [Office用アプリ]第一回 Apps for Office 勉強会で登壇しました。

    19日(金)に第一回 Apps for Office 勉強会が東京で開…

  2. Office関連

    [VBA]自動的にフォントサイズを調整する疑似テキストボックス

    前回と同様、環境依存つながりでmougの給湯室に書いたコードを載せてお…

  3. Office関連

    オデッセイ コミュニケーションズ主催のExcel VBA入門セミナーに参加しました。

    今月19日に開催されたオデッセイ コミュニケーションズさん主催の「Ex…

  4. Office関連

    マクロでリボンを最小化する。

    mougの回答用に書いたコードです。忘れないうちにメモ。・…

  5. Office関連

    図形の結合を行うPowerPoint マクロ(ExecuteMsoメソッド編)

    Excel MVPの伊藤さんのブログで、PowerPointの「図形の…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP