Office Scripts

[Office Scripts]Power Automateのフローでパラメーターの受け渡しを行う方法

下記記事でも書いていますが、Power Automateのフローでパラメーターを指定してスクリプトを実行したいと常々思っていました。

先日のBuild 2020の下記セッションでようやくパラメーターの受け渡し方法が判明。

さっそく試してみました。

Power Automateから実行するスクリプト

名前と年齢を受け取って文字列を加えて返すだけのスクリプトなので、Excelの機能をまったく活かせていませんが、単なるテストなのでこれで良しとします。

上記コードの通り、“引数と戻り値を指定する”、これだけでフローでパラメーターの受け渡しができるようになりました。

Office Scriptsのスクリプトにパラメーターの受け渡しを行うPower Automateフロー

フローは下図の通りで、

  1. スクリプトにパラメーター(名前と年齢)を渡す。
  2. スクリプト側で処理実行、文字列を追加して返す。
  3. 受け取った文字列をTeamsに投稿する。

これだけ↑の処理を行う簡単なフローです。

上図の通り、スクリプトのmain関数に引数を指定しておくと、パラメーターが受け取れるようになります。

実行結果

実行結果は下図の通りです。

以上のように、Office ScriptsとPower Automateの連携が取れることが確認できました。

Power Automateから何か値を渡してExcelで加工、結果をフローで別のサービスに渡す、いろいろな使い方が出来そうです。

参考Webサイト

関連記事

VS Code向けのOffice アドイン用デバッガーを試してみました。前のページ

Windows 10 May 2020 UpdateをISO形式でダウンロードして実機にインストールしてみました。次のページ

関連記事

  1. Office Scripts

    Visual Studio Code for Office Scriptsの紹介

    インストール要らずで利用できるWeb用Visual Studio Co…

  2. Power Automate

    Power AutomateのUIフローを試してみました。

    ※2019年11月時点では、UIフローはまだプレビュー版であり、今後、…

  3. Office Scripts

    [Office Scripts]指定した列の最終セルを取得する方法

    2021/7/5 追記:さらに簡単に指定した列の最終セルを取得する…

  4. Office Scripts

    [Office Scripts]ヘッダーとフッターを設定する方法

    Office Scriptsでは、下記のような手順でシートのヘッダーと…

  5. Office Scripts

    [Office Scripts]セルの読み書き方法

    今回は、Office Scriptsの基本となるセルの読み書き方法をご…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

※本ページはプロモーションが含まれています。

Translate

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP