Office関連

IEを操作するVBAマクロ実行中にオートメーションエラーが発生する場合の対処法

下記コードのような、Internet Explorerを操作する簡単なマクロを実行したところ、ReadyStateプロパティの値を取得しようとした時点でシステム エラーやオートメーション エラーが発生しました。

Public Sub Sample()
  Const READYSTATE_COMPLETE = 4
  
  With CreateObject("InternetExplorer.Application")
    .Visible = True
    .Navigate "https://ja.wikipedia.org/wiki/"
    Do While (.Busy = True) Or (.ReadyState <> READYSTATE_COMPLETE)
      Sleep 100
    Loop
    Stop
  End With
End Sub

システム エラーです: &H80010108 (-2147417848) 起動されたオブジェクトはクライアントから切断されました。

実行時エラー ‘-2147417848 (80010108)’:

オートメーション エラーです。
起動されたオブジェクトはクライアントから切断されました。

インターネットオプションを確認したところ、“目的のURLが「信頼済みサイト」に登録されていたことが原因”で、外したらすぐにエラーが発生しなくなりました。

何年か前にも同じことが原因で引っ掛かったことがありましたが、すっかり忘れていました・・・。
これからは忘れないように、対応策をメモしておきます。

関連Webページ

上記関連Webページを見る限り、「信頼済みサイト」の設定でも上手くいかない場合は、

  1. 「管理者権限」で実行する。
  2. 「保護モードを有効にする」をオン・オフする。

といった方法も試すと良さそうです。

【2017年7月版】ポータブル デバイスからファイルをコピーするVBAマクロ前のページ

Presentation Translatorが公開されました。次のページ

関連記事

  1. Office関連

    Re: 【Wordマクロ】Word起動時に、前回終了時に開いていたファイルを表示

    Word MVPの新田さんがブログで面白い記事を書かれていました。…

  2. Office関連

    Word 2013の「個人用テンプレート」はどこ?

    Word 2010では、から「個人用テンプレート」(カスタム テンプレ…

  3. Office アドイン

    【2019年6月版】Excel カスタム関数(Excel Custom functions)の紹介

    1年半ほど前、Excel カスタム関数について記事を書きました。…

  4. Office アドイン

    [Office用アプリ]カレンダーから日付入力

    カレンダーから日付を選ぶだけで選択中のセルに日付を入力できるコンテンツ…

  5. Office アドイン

    Ignite 2016で発表されたOffice アドイン関連の情報

    米国時間の9月26~30日にMicrosoftのビッグイベント「Ign…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

※本ページはプロモーションが含まれています。

Translate

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP