Office関連

Excel 2016 Previewで追加された新しい関数

※ 下記情報はOffice 2016 Preview版を元にしています。製品版では変更になる可能性がありますのでご注意ください。

Excel 2016 Previewでは「FORECAST.ETS」、「FORECAST.ETS.CONFINT」、「FORECAST.ETS.SEASONALITY」、「FORECAST.LINEAR」という4つの関数が追加されました。

Excel_2016_Preview_NewFunction_01

関数名:FORECAST.ETS
説明:今後の指定の目標期日における予測値を返します。
書式:FORECAST.ETS(target_date,values,timeline,[seasonality],[data_completion])

  • Target_date:Target_dateには、Microsoft Excel が値を予測する対象となるデータ要素を指定します。タイムラインで値のパターンを続ける必要があります。
  • Values:Valuesには、予測中の数値データの配列または範囲を指定します。
  • Timeline:Timelineには、数値データの独立した配列または範囲を指定します。タイムラインの日付には、ゼロ以外の一定の間隔が必要です。
  • Seasonality:Seasonalityは数値です。1 は、Microsoft Excel が予測で季節性を自動的に検出して、季節のパターンの長さに正の整数を使用するという意味です。0 は、季節性がないことを示します。
  • Data_completion:Data_completionは、不足している値を処理するオプションの値です。0 では、不足している値がゼロで置き換わります。1 では、隣接する値を含めることにより、不足している値が置き換わります。

関数名:FORECAST.ETS.CONFINT
説明:指定の目標期日における、予測値の信頼区間を返します。
書式:FORECAST.ETS.CONFINT(target_date,values,timeline,[confidence_level],[seasonality],[data_completion])

  • Target_date:Target_dateは、Microsoft Excel が値を予測するデータ要素です。タイムラインで値のパターンを続ける必要があります。
  • Values:Valuesは、予測中の数値データの配列または範囲です。
  • Timeline:Timelineは、数値データの独立した配列または範囲です。タイムラインの日付には、ゼロ以外の一定の間隔が必要です。
  • Confidence_level:Confidence_levelは 0 から 1 の数値であり、計算された信頼区間の信頼レベルを示します。空白にすると、Microsoft Excel は今後の値の 95% の信頼区間を計算します。
  • Seasonality:Seasonalityは数値です。1 は、Microsoft Excel が予測で季節性を自動的に検出して、季節のパターンの長さに正の整数を使用するという意味です。0 は、季節性がないことを示します。
  • Data_completion:Data_completionは、不足している値を処理するオプションの値です。0 では、不足している値がゼロで置き換わります。1 では、隣接する値を含めることにより、不足している値が置き換わります。

関数名:FORECAST.ETS.SEASONALITY
説明:Microsoft Excel が指定の時系列に対して検出する繰り返しパターンの長さを返します。
書式:FORECAST.ETS.SEASONALITY(values,timeline,[data_completion])

  • Values:Valuesには、予測中の数値データの配列または範囲を指定します。
  • Timeline:Timelineには、数値データの独立した配列または範囲を指定します。タイムラインの日付には、ゼロ以外の一定の間隔が必要です。
  • Data_completion:Data_completionは、不足している値を処理するオプションの値です。0 では、不足している値がゼロで置き換わります。1 では、隣接する値を含めることにより、不足している値が置き換わります。

関数名:FORECAST.LINEAR
説明:既知の値を使用し、線形トレンドに沿って将来の値を予測します。
書式:FORECAST.LINEAR(x,既知のy,既知のx)

  • X:Xには値を予測する対象となるデータ要素を数値で指定します。
  • 既知のy:既知のyには独立した配列、またはデータの範囲を指定します。
  • 既知のx:既知のxには独立した配列、または数値データの範囲を指定します。既知のx の値の分散が 0 でない必要があります。

関数の説明や書式は上記の通りで、上記4つの関数が追加された代わりに、これまであったFORECAST関数が下記のように変更になりました。“関数の分類”も「統計」から「互換性」へと変更されています。

関数名:FORECAST
説明:この関数は、Excel 2013 以前との互換性を保つために使用できます。既知の値を使用し、線形トレンドに沿って将来の値を予測します。
書式:FORECAST(x,known_y’s,known_x’s)

  • X:Xには値を予測する対象となるデータ要素を数値で指定します。
  • Known_y’s:Known_y’sには独立した配列、またはデータの範囲を指定します。
  • Known_x’s:Known_x’sには独立した配列、または数値データの範囲を指定します。既知のx の値の分散が 0 でない必要があります。

Excel_2016_Preview_NewFunction_02

2015/03/19 時点ではまだプレビュー版であるため、上記の通り「既知のy」が「Known_y’s」になっていたり、各パラメーターが英語のままだったりと、まだまだ日本語化されていない部分があります。

製品版では上記関数が追加されない可能性もありますし、関数名が変わる可能性もありますので、上記関数の説明は参考程度に留めておいていただければと思います。

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