Power Automate for desktop

Power Automate for desktopでSlackにファイルをアップロードする方法

※本記事は@t_a_u_e25さんの記事に続く「RPA (Robotic Process Automation) Advent Calendar 2021」11日目の記事となります。
※ 本記事は2021年12月時点での情報を元にしています。今後のアップデートにより仕様が変更される可能性がある点はご注意ください。

3か月ほど前にPower Automate for desktop(PAD)でSlackにファイルをアップロードするフローを作成しました。

%Command%
curl -F file=@"%UploadFilePath%" -F channels=%Channels% -F token=%BotToken% https://slack.com/api/files.upload

下記記事のようにトークンの取得やアプリの設定が必要になりますが、「DOS コマンドの実行」アクションでcurlコマンドを使ってファイルアップロード用のAPIを実行するだけなので非常にシンプルな内容です。

ところが、上記フローではファイル名に日本語が含まれているファイルをアップロードするとファイル名が正しく認識されません。

ファイル自体はちゃんとアップロードされているし、ファイル名に日本語を使わなければ良いだけの話なのですが、ちょっとスッキリしません。

そこで色々試行錯誤してみたのですが、結果としては下記PowerShellスクリプトのようにファイル名を「ISO-8859-1」でエンコードすれば上手くいくことが分かりました。

このスクリプトを組み込んで日本語のファイル名にも対応した、Slackにファイルをアップロードするフローが下記になります。

メインの処理をスクリプトで行っているのでフロー自体はそれを実行するだけですが、これで安心してSlackへのアップロード処理を組み込むことができるようになりました。

関連Webサイト


今回の記事はこれで終了です。
RPA (Robotic Process Automation) Advent Calendar 2021、12日目の記事は@cal_mgcさんの下記記事になります。

Power Automate for desktopで安定してフローを実行するためのちょっとしたTips前のページ

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