Office アドイン

Visual Studio CodeでOffice アドイン(旧Office 用アプリ)のコードを書いてみる。

以前書いた記事で、Visual Studio Codeを使ってjQueryのコードを書いてみたわけですが、そのとき“TypeScriptの型定義ファイルを参照すればインテリセンスが効くようになる”ことが分かりました。
(この方法が真っ当な方法かどうかは分かりませんが、とりあえずインテリセンスが使えればそれで良しとします。)

そしてふと思ったのが、

“Office アドイン(旧Office 用アプリ)用の型定義ファイルがあれば、Visual Studio Codeでもインテリセンス機能を使ってコードが書けるのではないか?”

ということ。
早速試してみることにしました。

Office アドイン用の型定義ファイル

まずは一番重要なOffice アドイン用の型定義ファイルですが、Napaの動作を調べていたら、下記場所にファイルがあるのを見つけました。

やっぱりNapaもTypeScriptの型定義ファイルを参照していたわけですね!

Visual Studio Codeでのコーディング

Office アドイン用の型定義ファイルの場所が分かったので、いよいよVisual Studio CodeでOffice アドインのコードを書いてみます。

上記URLからファイルをダウンロードし、「Visual Studio CodeでjQueryのコードを書いてみる。」と同様に、referenceディレクティブで型定義ファイルを参照すると、

OfficeAddIns_02_01

下図の通り、インテリセンスが有効になりました。
「Office.context.document.setSelectedDataAsync」なんて、手入力すると長くて鬱陶しくなるようなコードもサクサク入力できてしまいます。

OfficeAddIns_02_02

OfficeAddIns_02_03

使い勝手はまさに“オフライン・Napa”!!

デバッグが少々やり辛いのですが、普通のテキストエディタでコードを書くよりは遥かに楽にコードを書くことができます。

Napaと違ってサインインする手間もありませんので、手早くコードを書きたいときには便利かもしれません。

興味がある方は是非一度お試しください。

Office 365 unified APIをJavaScriptだけで呼び出す前のページ

Visual Studio Codeの使い方メモ次のページ

関連記事

  1. Office関連

    [VBA]DataObjectを使ったクリップボード操作が上手くいかない場合の対処法

    VBAマクロからクリップボードを操作する場合、定番となっているのがDa…

  2. Office関連

    関数一覧(Excel 2013)

    関数の挿入ダイアログから抽出したExcel 2013の関数情報を表にし…

  3. アイコン一覧

    Office 365アイコン(imageMso)一覧(S)

    Office 365のデスクトップ版Officeアプリケーション(Wo…

  4. Office関連

    VBAでブラウザーを操作するSeleniumWrapperVBAの紹介

    Internet Explorerのサポートが終わり、VBAマクロから…

  5. Office関連

    関数一覧(Excel 2013 Customer Preview)

    関数の挿入ダイアログから抽出したExcel 2013 Customer…

  6. Office関連

    「Excel VBAの神様 ボクの人生を変えてくれた人」(大村あつし著)レビュー

    ※ 下記レビューはあくまでも個人的な感想です。2015年9…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

※本ページはプロモーションが含まれています。

Translate

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP