Office関連

埋め込んだブックへのユーザー入力を活用する

Excel Web Appのブック埋め込みを試してみました。」でExcel Web Appのブック埋め込み機能を紹介しましたが、今回はその活用例を紹介します。

Excel Web Appのブック埋め込みを試してみました。“でも書いた通り、Excel Web Appでは埋め込みコードを取得する際に各種オプションを設定することができます。
その中にある「他のユーザーにセルへの入力を許可する(AllowTyping)」にチェックを入れることで、オプション名の通りコードを埋め込んだページを見たユーザーが、そのブックに対して入力できるようになります。
(入力できる、といっても元のデータが変更されるわけではありません。)

そこで、下図のように入力した西暦から十二支を割り出す簡単なファイルを作成してみました。


埋め込み設定ダイアログでは、表示する範囲を選択した上で「他のユーザーにセルへの入力を許可する」と「常にこのセルが選択された状態で開始する」にチェックを入れました。

埋め込みコード:

<iframe width="533" height="250" frameborder="0" scrolling="no" src="https://r.office.microsoft.com/r/rlidExcelEmbed?su=-7880906317294423214&Fi=SD92A165759188B352!258&ak=t%3d0%26s%3d0%26v%3d!AMP6PJfpyLRmnco&kip=1&wdAllowInteractivity=False&AllowTyping=True&ActiveCell='Sheet1'!C2&Item='Sheet1'!A1%3AD8&wdHideGridlines=True"></iframe>

上記コードを埋め込んだのが下になります。

あなたの生まれた年(西暦)を入力してください。」と書かれたセルの隣のセルに生まれ年を入力すると、その下に十二支を表示してくれます。Web Appの埋め込みブックからファイル内容を編集することはできませんが、ユーザーからの入力を利用すればこういったこともできます。

アイデア次第で様々なことができるWeb Apps、皆さんも是非一度お試しください。

Excel Web Appのブック埋め込みを試してみました。前のページ

Excel Mashupでリッチでインタラクティブなアプリケーションを!次のページ

関連記事

  1. Office アドイン

    Ignite 2016で発表されたOffice アドイン関連の情報

    米国時間の9月26~30日にMicrosoftのビッグイベント「Ign…

  2. Office関連

    Word 2013とWord 2010のダミー文章の比較

    ※ この情報はOffice 2013 カスタマー プレビュー版を元にし…

  3. Office関連

    PDFファイルのフィールドを読み取り専用にするVBAマクロ

    「PDFのフィールドに値を入力した後、読み取り専用にするにはどうしたら…

  4. Office アドイン

    [Office用アプリ]コピー&ペースト用マニフェストファイル

    Office 用アプリを作るとき、過去に作ったアプリのマニフェストファ…

  5. Office関連

    [Excel Services ECMAScript]アクティブなシート名を取得する。

    埋め込んだExcelワークブックのアクティブなシート名を取得するコード…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

※本ページはプロモーションが含まれています。

Translate

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP