kintone

kintone hive tokyo vol.7に参加しました。

2018年6月14日(木)開催のイベント「kintone hive tokyo vol.7」に参加してきました。

kintone hive(キントーンハイブ)とは?

公式サイトによると、

「kintone hive」とは、日頃から業務の中でkintoneを活用しているユーザーが一堂に会し、kintoneによる業務改善プロジェクト成功の秘訣や活用のコツをそれぞれの視点で解説、貴重なノウハウやアイディアを交換するリアルイベントです。

https://kintone.cybozu.co.jp/jp/event/hive/ より

とのことで、過去の開催レポートを見ると雰囲気がよく分かります。

7回目の開催となる今回のイベントの会場は「新木場Studio Coast」、まさかの大型ライブハウスです。

サイボウズ商店での物販

会場に入ってすぐに目につくのがサイボウズ商店、グッズや参考書籍、kintone関連の技術同人誌まで販売されていました。

充実のノベルティ

プチ箱ティッシュに団扇、付箋にポケットウェットティッシュ、ノベルティも充実しています。

休憩時間にはマシュマロやクッキーといった、kintoneオリジナルなお菓子も出てきました。

後で書きますが、これらに加えてまさかの大型(物理的に)ノベルティまで頂いてしまいました。

満員の会場

キャパの大きい会場はkintoneユーザーで満員御礼。

槇原敬之の「どんなときも。」やZARDの「負けないで」、globeの「SWEET PAIN」等々、90年代J-POPがガンガン流れてのっけからテンション爆上げです(歳がバレる・・・)。

ライブハウスだけあって、音響・照明、雰囲気出てて良い感じです。

ユーザー事例紹介

開会の挨拶が終わると、実際に社内でkintoneを活用されている企業様の事例紹介です。
とりあえずメモしたことを箇条書きで書いていきます。

株式会社ポーラ・伊藤さん

トップバッターは株式会社ポーラの伊藤さんによる、「シナプス型展開でイノベーションを創造する」です。

  • 情報をkintoneに集約することによって、“kintoneだけ見ればOK”という状況を作る→シンプルワーク。
  • ウォーターフォールではなくシナプス(ボトムアップ)型で推進。
  • ワクワクしない、ユーザーの期待に沿うことが出来ないシステムは使われない。
  • 企画・運営・メンテナンス等、情シスが全てを担当するのではなく、やりたいと思った人が手を上げる。全員が管理者。
  • 浸透期:勝手に作って勝手に公開したアプリを1.更新通知、2.施策部門と連動して口コミ、で浸透させていく。
  • 「生きもののようなkintone」
  • 展開期:その場でアプリを作って見せる。
  • 「部門のカベ」を越えることが必要。
  • 課題:クリエイターが足りない!
幕張実業株式会社・金子さん

2番目のセッションは、ホテルメイプルイン幕張を運営されている、幕張実業株式会社の金子さんによる、「kintoneで想いを実現 ~満足度向上物語~」です。

  • ドラッグ&ドロップでアプリが作成できる、Excelファイルからアプリが作成できる、ニーズに合わせて誰でも簡単にアプリが作成できるkintone→4年前に導入決定。
  • 口コミ投稿やアンケート回答といったお客様の声をkintoneに集約→業務改善に活かす。
  • kintoneからCSVを出力し、紙に印刷して回覧→一覧性に優れ、PCを使用していないスタッフでも見ることができる。
  • 想い:お客様の声は成長の糧。活かさないわけにはいかない!
  • 「kintoneは想いを実現出来るツール」
ディップ株式会社・加藤さん

3番目のセッションは、「バイトル」をはじめとした、お仕事紹介、人材紹介サイトを運営されている、ディップ株式会社の加藤さんによる、「システム初心者でも実現できた!申込書の電子契約システムの導入」です。

  • 会社の拡大と共に抱えた課題:売り上げの拡大とともに申込書の処理に追われるようになった。
  • サイボウズ担当者の対応:要望を30分で理解→ベンダー選定2か月、システム構築1か月。
  • 実際の効果:クライアント→面接に専念、営業部→約15,000時間/月の工数削減、スタッフ→800時間/月の回収管理工数削減、175万円/年の保管コスト削減。
  • 導入時の説明会:朝礼・夕礼後の15分+質疑応答15分のみ。リリース後1週間はいつでも質問対応可能な状況を用意→操作に関する質問は一切無かったため不要となった。
  • 導入時の全体フォロー:2週間継続して毎日QA表(1回でも質問・要望があったものを一覧化)を配信。
株式会社ソラコム・片山さん

4番目のセッションは、IoT通信プラットフォームを手掛ける株式会社ソラコムの片山さんによる、「スタートアップ企業のkintone利用法」です。

  • ソラコムが目指したこと:システム・営業・課金・物流等、会社にまつわるすべてを自動化したい→試行錯誤が必要。
  • 完全手作業と完全自動化との中間地点に柔軟性が必要→kintone
  • kintone:データの入出力・ステータス管理の中心、APIがあるので連携しやすい、内製できたらその業務はkintone卒業でも良い。
  • スクリプトを出力するボタンをkintoneアプリに設置→出力されたコードをコピペして社内システムにデータ入力。
株式会社星野リゾート・前田さん

ユーザー事例紹介最後のセッションは、「星のや」等のリゾートホテルを運営されている、株式会社星野リゾートの前田さんによる、「「やるやる詐欺」の情シスが3か月で作った海外マーケット用決済システム」です。

  • 情シス5人で社内のシステム・ネットワークほぼ全てをカバー。
  • 予約サイトへの機能追加要望に対して、(情シス)工数でいうと3か月→(マーケティング担当者)今から3か月でできる!
  • いつまで経っても機能追加されず…→“情シスやるやる詐欺”事件に発展。
  • 銀行振込で事前決済する機能の追加:予約システム、MFクラウド消込、kintoneの連携によって3か月でリリース。
  • 短期間でシステムを作るにはkintoneファースト、要件が不確定な案件にはkintoneファースト。
  • kintone:ユーザー自身がシステム開発に参加できる。

kintone hack

kintoneのスペシャリスト3名(M-SOLUTIONS株式会社の植草さん、アールスリーインスティテュートの金春(こんぱる)さん、株式会社ジョイゾーの四宮さん)によるショートセッションです。

各人の持ち時間が5分のLTで、話を聞くのに夢中で写真を撮り忘れました。
kintoneの連携サービス同士を組み合わせるとベストマッチになるという、四宮さんのお話しが特に参考になりました。

NIGHT PARTY(懇親会)

すべてのセッションが終わった後は、お待ちかねの懇親会&11月に開催されるkintone hack出場者を決める予選会。

雰囲気を伝えるために、Twitterで投稿されている方のツイートをお借りします。

感想

kintoneを使い始めたばかりの私は、今回が初めてのkintone hive参加となりました。
業種は違えど、様々な企業でどのようにkintoneを導入・活用しているのか、直接話を聞けたのはとても参考になりました。

特に、kintoneと社内システムとの連携に際し、通常は認証周りを考慮する必要がありますが、“スクリプトを吐かせて手動で叩く”という、力業なハックは、これまで考えたことも無かったので、どこかの機会で使ってみようと思いました。

また、今回のhiveで一番驚いたのは、会場で使っていたイスが実はノベルティだったことです。
(写真を撮り忘れてしまったので、インスタに上げられていた方の写真をお借りします↓)

ノベルティが椅子 #kintonehive

Kazuki Miuraさん(@miu_crescent)がシェアした投稿 –

会場にイスが無いのを逆手にとって、まさかイスごとノベルティにしてしまうとは・・・。
さすがはサイボウズさんです。

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