ゲーム

【感想】勇気の推理 海苔(Nintendo Switchソフト)

今日もいつもの通りニンテンドーeショップを徘徊していたところ、とんでもないソフトを見つけました。

Switch用ソフト「勇気の推理 海苔」(HERO GAME)、価格は税込み150円です。

なんだ!?このパッケージ!

衝撃が走りました。
パワポで作ったと言われても疑わないようなこのデザイン、即買いです。

“異色の【短編推理ノベル】”と紹介されていましたが、内容は確認する必要はありません。
このタイトルとこのパッケージだけで大好物な予感がします。

ストーリー

舞台となるのは海苔で有名な渡海街(とかいがい)、名探偵を父に持つ少年・勇気が刑事の茜に声を掛けられたところから大きな事件に巻き込まれていきます。

システム

いわゆるノベルゲームです。
シンプルな操作性で、ボタンを押して読み進めていくだけで良いので操作説明も不要でしょう。

メニューすら無く、ニンテンドーストアの製品紹介ページ『セーブデータはありません』との記載がある通り、セーブ・ロード機能もありませんが、無くても十分に遊べるゲームです。

感想

1周終えるのに掛かった時間は30分足らず、文章を読むことが苦手な方にも遊んでほしいと紹介されているだけあって、あっという間に完走できました。

息つく間もなく次々と発生する事件、二転三転する予想外の展開、内容は実際に遊んで確認した方が早いです。

一言いうのであれば、“本作は考えるのではなく感じるゲーム”です。
Don’t think! Feelです。

推理(?)ノベルですが、深く考えてはいけません。
直感で感じ取った方が良いでしょう。
内容にツッコミを入れるのは野暮ってものです。
「お問い合わせ先」が個人のGメールアドレスになっていることにもツッコんではいけません。

下図が本ゲームの冒頭ですが、私はこれを見ただけで150円の元を取ったことを確信しました。
こういうのがいいんだよ。
こういうのが。

このゲームはすごい!
何がすごいって、このソフトが任天堂のストアに並んでいることがホントにすごい!

いったいどうやってこのゲームを作って、どうやって公開までこぎつけたのか!?
ゲームを一通りプレイしてみて、内容よりも何よりも私はそれが気になりました。

正直、ゲーム制作から公開までの過程をnoteの有料記事(500円くらい)で公開すればかなり売れるのではないかと思います。

写真っぽい背景と言うことで、最初は往年の名作「ハーバーランドでつかまえて」のようなゲームかと思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした(本作もある意味感動作と言えますが)。

登場人物も少なくあっという間に終わってしまうほどのボリュームですが、間違いなく150円分の価値はあります(個人的感想)。

この手のゲームが好きな方にはオススメの「勇気の推理 海苔」、是非遊んでみてください!

作者様のツイートなど

本ゲームの作者の方はTwitterやYouTubeでも情報発信されているようです。

下記の動画ではゲームの裏側も語られていますので、本作をプレイされた方はより楽しく視聴できると思います。

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