大分時間が空いてしまいましたが、以前書いた記事の続きです。
展示紹介
ピナコサウルスの幼体の産状骨格。
ベロキラプトルとザナバザル(サウロルニトイデス)の頭骨。
サウロロフスの下顎。
アビミムスの全身骨格。
コンコラプトルの産状骨格。
コンコラプトルはオビラプトルの仲間ですが、オビラプトルといえば「卵泥棒」と誤解されていた話が有名ですね!
オビラプトルの“泥棒疑惑”が晴れる前に名付けられたコンコラプトルの名前も「貝泥棒」を意味します。
バガケラトプスの頭骨、展示されている標本は大体4cmです。
プレノケファレとガリミムスの全身骨格。
シノルニトイデスの産状骨格。
モノニクスの全身骨格、タイプ標本だけしか化石が見つかっていないとのこと。
ゴビベナトルの全身骨格、2007年の調査で発見され2014年に新属・新種として命名。
ネメグトマイアの復元全身骨格、モンゴル高原国際恐竜調査の2年目(1996年)の野外調査の最後の日に小林快次博士によって発見。展示されている骨格は化石として残っていた骨格部位のレプリカを作り、足りない部分は近縁であるオビラプトル類の骨から形を推定して復元したもの。
シノルニトミムスの集団産状化石、折り重なった状態では分かりにくいため、1頭ごとに色分けした図が添えられています。
モンゴルの湖底堆積物ボーリングコア(地層から抜き取った試料)、2メートルで約2万年の長さに相当。モンゴルは巨大な湖が広がる湿潤環境だったことがわかる証拠です。
モンゴルで見つかった白亜紀後期後半のカルクルート岩石の標本、乾燥気候を示しています。
パラケラテリウムの全身骨格と頭骨標本。中央アジアに生息していた地球史上最大の陸生哺乳類、間近で見るとその大きさに圧倒されます。
エンボロテリウムの頭骨、特長的な頭部のツノは鼻骨が伸びたもの。
クリケトプスの下顎骨とツァガノミスの頭骨。
アンドリュースの功績を称えてオズボーンが命名したアンドリューサルクスの頭骨、これまでに見つかっているアンドリューサルクスの化石は中央アジア探検隊が1923年の調査で発見した頭骨のみ。下の写真の下顎は再現されたもの。
プラティベロドンの頭骨、下顎の先がシャベルのような形になっているのが大きな特徴。
図録に書かれた中央アジア探検隊が調査した“失われた化石産地”をロサンゼルス自然博物館のXiaoming Wang博士が再発見したストーリーが大変興味深かったです。
とりあえず今日はここまで。
また後日続きの写真を載せようと思います。
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