イベント関連

【感想】特別展「深海2017」に行ってきたよ(6)

前回の記事の続きです。


特別展の後は常設展に!

特別展の後は、そのまま常設展も見ることができます。
日本館も地球館も見放題!フタバスズキリュウもシーラカンスも眺め放題!!

特別展だけで帰ってしまうのはもったいないので、常設展にも足を運ぶことを是非是非お薦めいたします。
今の時期は特にシアター36○もおススメです。

まだまだ奥が深いぞ!『相模の海』

9月3日(日)まで、地球館1階レストラン横のオープンスペースで「まだまだ奥が深いぞ!『相模の海』」展もやっています。

相模湾と相模灘をあわせた海域を『相模の海』とします。『相模の海』は、海流(黒潮と親潮)や相模トラフに向かって急峻で複雑な海底地形の影響などによって、熱帯・亜熱帯系の生物や冷水系の生物、そして、深海生物など多種多様な海産生物がすむ海域として世界的にも有名です。

2009年、筑波大学下田臨海実験センターと東京大学海洋基礎生物学研究推進センター(三崎臨海実験所を含む)の連携により、マリンバイオ共同推進機構(JAMBIO)が設立されました。その目的は、日本における海洋生物学研究者のネットワークを築くこと、海洋生物学分野の基礎研究を発展させることなどです。

JAMBIOの沿岸生物合同調査によって、イソギンチャクやサンゴの仲間、多毛類、コケムシ類、ヒモムシ類、タナイス類(小型甲殻類)、ウニ類など様々な動物においてこれまでに約50種の新種が発見されています。

JAMBIO沿岸生物合同調査において、最初の発見から何十年かぶりに再発見された貴重な動物や世界から数例しか発見されていないとても珍しい動物も採集しました。これらの動物については、現在、その研究成果の発表が待たれています。

まだまだ奥が深いぞ!『相模の海』パンフレット より

と、パンフレットに書いてある通り、相模の海は生物の多様性に富んでおり、2009年に設立されたJAMBIO(ジャンビオ、またはジャンバイオと呼ぶらしいです)の調査によって新種の海洋生物が次々と発見されています。

調査で発見された動物種のデータベースはJAMBIOのサイトで公開されているので、興味がある方は是非ご覧ください。

今回の企画展では、発見された貴重な生物の標本も展示されており、ものによっては「エノコロフサカツギ?」のように、プレートの名前欄に「」がついています。

「〇〇の一種」のような、まだ名前すら付いていない新種の標本を見るとワクワクします!

展示スペースは決して広くなく、しかも日差しが差し込んで暑いのですが、小スペースながら貴重な標本が惜しげもなく展示されており、大満足の企画展です。

相模湾と相模灘は、明治時代から様々な生物相調査が行われてきた世界的にも稀有な海域です。(中略)2013年度から本格的に実施された生物相調査で、これまで見過ごされることの多かった小型の動物を探求すること、また、多くの若い研究者が参画していることが特色の調査です。この調査によって、この数年の間に大きさ1mm以下の動物を含む約50種の新種が発見されたことは大きな成果でしょう。(中略)このたび、JAMBIO沿岸生物合同調査が節目となる5年目を迎えるにあたり、当館は、これを機にこの調査の成果の一端を紹介する企画展を開催することとなりました。この企画展を通して、まだまだ新発見がもたらされる相模湾・相模灘海域の奥深さを感じ取っていただければ幸いです。

企画展「ごあいさつ」より

「深海」特別展に比べると訪れる人も少なく、一つ一つの展示をじっくり好きなだけ見ることができるので、“深海展を見た後、相模の海展をゆっくり満喫する”のが私のおススメコースです。

ただ、残念ながらこの企画展の図録や解説書は販売されておらず、資料はパンフレットのみになりますので、本企画展を訪れた際には、展示を脳裏に焼き付けるようにしましょう。
(「写真撮影禁止」とは書いてなかったように思うので、バンバン写真を撮ってきてしまったのですが、大丈夫だったかな?ダメなら後で写真消しておきます…)

おわりに

4年ぶりとなる今回の深海展ですが、展示内容は多岐にわたり、すべての展示物を満足いくまで見て回ることはできませんでした…。

正直、1回行っただけでは全然見足りません!
人も多かったし、「今度は人の少ない曜日と時間帯を狙ってこよう!」、そんな決心も固まりました。
(土曜日18時以降の来場者(各日先着800名)が貰える特製蓄光ステッカーも欲しい!)

とにかく大満足の特別展です。深海に興味がある人も無い人も、絶対何かしらの発見がありますので、上野に行く機会がある人は是非是非国立科学博物館まで足を運んでみてください。
今なら特別展の他に常設展や企画展も楽しめますよー!
(夏休み期間の平日は午前中が特に混雑するとのことなので、その時間帯は外した方が無難です)

訪れた人のブログ記事

すでに多くの方が感想をブログでアップされています。
人によって視点や感じ方も変わってくるので、ほかの人がどう思われたのかを読むのは非常に面白いです。

特別展「深海2017」感想記事まとめ

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

最近の記事

アーカイブ

RapidSSL_SEAL-90x50
PAGE TOP